イノーバのこだわり4 厳密な寸法精度

寸法精度の重要性

材木をいかに加工し、曲がりや歪みの少ない材木として製材できるか。いかに設計通りの建材を作り、何年経っても隙間ができない住まいをお建てするか。これは建設業に携わる業者がつねに向き合わなければならない課題です。そして、高断熱・高気密を掲げる私たちにとっては、他社様以上に重要な課題だと考えています。
曲がり・歪みが少ない木材を使うことができれば、それだけ熱が逃げにくい住まいになります。つまり、より快適で光熱費を抑える毎日をご提供できるということ。高断熱・高気密にこだわるイノーバにとって、建材の寸法精度は、皆様にお約束する品質を守るために欠かせないこだわりなのです。

寸法精度の高い木材のために

従来の日本家屋建築の常識では、木材は大工が墨付け・切り出しを行ってきました。
ですが、こうした手作業では製材の精度が職人に依存してしまい、「ハズレのない住まい」を保証していくことが非常に難しいのです。そこでイノーバでは製材を職人に頼るのではなく、コンピュータ管理のもと工場で製材を行い現場へと運び込むプレカット方式を採用しています。
イノーバが提携する工場では乾燥から製材・出荷までの全行程を緻密な管理で進行。寸法変化がよりすくない構造用集成材を生産・採用しています。

ご家族が安心して暮らせるように

イノーバが提携する製材工場では、徹底した管理体制のもと、乾燥から製材・出荷までを行っています。その工程には防腐処理や防蟻処理も含まれています。もちろん、ハウスシック症候群などアレルギー症状が出るような薬品は一切使用しておりません。建材ひとつひとつから、すべてがご家族の安心につながっていることも、イノーバの大切な品質のひとつです。

構造用集成材を使った金物接合工法

イノーバが採用する構造用集成材は、徹底した乾燥を経て生み出された木材(ラミナ)を接合して生み出されます。こうした構造用集成材は寸法変化が極めて少なく、ほとんど狂いが生じません。この木材をプレカット工場でさらに加工。非常に強度の高い接合金物を取り付けた状態で建設現場に搬入します。接合金物を採用する理由は、木材の表面積を最小限にとどめるため。表面積が大きければ、それだけ木材が乾湿の影響を受けやすくなるからです。さらに工事もスピーディーになり、建築としての強度も向上します。イノーバはこうした理由から構造用集成材と金物接合工法を採用しています。これも、私たちの大切なこだわりです。